演劇ユニットぱすれるによる"色"をテーマとした展示「三原色展」を終え


不安定な天候、そして蒸し暑い日が続いている中、展覧会にご来場いただき、ありがとうございました。皆さまの温かいご支援により、この空間を共に作り上げることができました。また、アーティスト三名のおかげで素晴らしい時間を共有させていただきました。これからも皆さまと一緒にアートを楽しんでいけることを楽しみにしております。




●フライヤー

   ー3日間ー

2025年7月25日(金)
      〜27日(日)

ユニットぱすれるグループ展
   「三原色展」

イラスト、文章、写真の展示。物販あり。作家在廊。



●作家紹介

赤担当/工藤菜央子さん
アナログイラスト

幼少期より絵を描くことが趣味。用いる画材は色鉛筆。
普段は宮崎市を中心に舞台役者、イベント司会、CM出演等の活動を行なっている。
今回の展示を皮切りに、イラストの活動も本格化させていく。新たな画材やデジタルにも挑戦の意欲あり。


青担当/新納愛未さん
写真

『カメラ女子』に憧れ、ミラーレス一眼カメラを買ったのが写真を撮り始めたきっかけ。
普段は舞台役者、ラジオパーソナリティーとして活動中。
今後はより、写真のなかに自分らしさを見つけていきたい。


黄色担当/菊池美咲さん
テキスト

脚本「ひろせ館〜魔法使いの店〜」「お決まりの献立で」を執筆。
今回の展示では詩とエッセイに初挑戦。ほんわかハッピーエンドの物語を好む。
現在は育児休業中。今後の執筆に変化があるかもしれない。



●展示の様子


◯グッズ



◯レポ漫画

ご来場くださった木林ききき氏によるレポート漫画。
ききき氏も昨年、小屋にて個展をされました。テーマ「あおば」とし風景のデジタルイラストに挑戦されました。



●色とりどりを感じて

演劇経験をお持ちの作家だからこそ、小屋の中で机や引き戸、椅子を巧みに使い、動線と空間をうまく作り上げていました。それぞれに展示を行い、準備物や小道具の分担も見事に行われていました。また、作家の在廊中は、来場者との会話を大切にされており、訪れるお客様に温かい対応が感じられました。

おかげさまで、来場者は途切れることなく、特に地元の方々が以前より多くご来場くださったことに感謝しております。

色をテーマにした本展では、各作家が担当色ごとに作品を制作していますが、お互いの色を混ぜ合わせた作品も見どころでした。例えば、黄色をテーマにしたエッセイの写真を撮影していたり、黄色を散りばめた物語にイラストを添える作品。そういった手法が印象的でした。赤色や青色にも、それぞれの色を混ぜ合わせた作品が2つずつあり、お客様からは「色を混ぜ合わせたコンセプトが面白い」といった感想を伺いました。さらに、オリジナルグッズの販売も好評で、特に今回の展覧会の全作品を収めた冊子も好評でした。

三名のアーティストが見せてくれた透明で力強い活動意欲に触れ、私もとても嬉しく、心地よい時間を過ごすことができました。今後のさらなるご活躍を、心より応援しております。 
2025年8月吉日。


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